独活で悠々自適な暮らし

アラフォー1人暮らし女性のお気楽ライフ。

映画「愛しのアイリーン」感想

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東京完成披露試写会に参加

 

2018年8月1日に有楽町朝日ホールで行われた映画「愛しのアイリーン」完成披露試写会に行ってきました。(*´∀`)

 

irene-movie.jp

 

「愛しのアイリーン」の主演は大ファンの安田顕さん!!主演映画は絶対見たい!!と思って意気込んでいました。

 

もともと表題作は90年代にビックコミックスピリッツで連載されていた漫画が原作。未読だったのでネサフで大体の粗筋を読んでみたところ、そのあまりの壮絶さ・鬱な内容に大ショックを受けました。

 

安田顕さんが出なければ絶対見ない内容!!

 

こちらの主演をやるというのを知って以来毎日凹んで、つらい・・・つらい・・・と思っていました。でも、安田顕さんが自身のTwitterで呟いた言葉『覚悟してみて欲しい』に心動かされ初日に見よう!!と思い直しました。

 

そんな中、アイリーンの完成披露試写会が行われるという情報が流れました!※「愛しのアイリーン」は9月14日に全国公開されるものなのですが、完成披露試写会だと一般公開より一足先に見れます。

 

7月くらいに公式ファンクラブや数々のメディア、映画公式サイトなどで完成披露試写会の抽選が行われていましたが、私は全部落選していました。_(:3 」∠)_やはり9/14の初日に行くしかないと思い直した所、ちょうど北海道のジャンボリーイベントに行く前日に友達からペア券が当たったという事でお誘い頂きました!!!!!

 

。゚(゚^ω^゚)゚。歓喜・・・!!!!

 

手が震えるくらい驚き、とても嬉しかったです!!Oh my God!!というわけで急遽、東京入りしたのでしたw

 

神々しすぎた舞台挨拶

 

東京入りの日、どうしてもやらなくてはいけない仕事があり、ギリギリまでやって向かったので、映画館に着くのがホンットに怖いくらい開場時間寸前で、一緒に見る友達たちに迷惑をかけてしまいました(´;ω;`)ほんとすみませんでした・・・ありがとうございます・・・五体投地・・・!!。・゚・(ノД`)・゚・。

 

開場後、驚くことに皆様の動きが早くて、席をどんどん確保していき、不慣れな私はオロオロ。どこに行けばいいんだ~?と。(先着の自由席でした)

 

とりあえず、一緒にいてくれた顕友さんと空いてる席に座り待機。始まるまでには原作の内容を調べておこうと思ってたのですが、(怖いので買う気は起きない)結構忙しくてサラッとした粗筋しか知らない状態でした。

 

そんな中、あっという間に舞台挨拶開始の時間に。

 

そしたらアナタ・・・

 

まさかの・・・

まさかの事態ですよ!!!

 

安田顕さん、ステージから登場じゃなくて、座ってるとこのめちゃくちゃ近くから登場してきたんですよおおお!!!

 

結婚行進曲が流れたと思ったらパカッと扉開いて、めちゃくちゃイケメンのかっこいい王子様きたぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

ぁぁぁぁぁぁーーーー!!!!

 

ほんっとかっこいい!!!

 

え?本物??

映像とかでよく見るお姿がそのまま飛び出てきたァァ!!

 

(一応、この数日前北海道のイベントでも本人を見ているのですが、より近かった。死ぬほどびっくりした)

 

御本人は、すごい芸能人オーラ!!

キラッキラ!!

結婚式の衣装がまた素敵で・・・

 

CGや~

ほんとに動いてる~

 

隣にヒロインのナッツさんがいるんですが、殆ど安田顕さんしか見ておらず・・・。そんで、投げキッスとかしててもぅ国民死亡・・・。幸せすぎてハゲそう・・・。

 

ファンクラブ会員からはフラワーシャワーのサプライズもあり、顕さんはそちらに向かってお辞儀するなどファンサービスが豊富でした!そのまま壇上に向かい、ナッツさんの手を取ってエスコートする様も素敵でした・・・。

 

後ほどその瞬間をメディアで撮影した写真を見たのですが、「安田顕さんにエスコートされてるなう」みたいなアングルで、(顕さんが結婚相手に見えるようなアングル)神写真!!でした。

 

ステージ上では、顕さんが挨拶後早速帰ろうとしたり、(NACSいないので誰も引き止めない)撮影当時の様子を振り返ったり、キャストとのエピソードを話してくれたりしました。

 

舞台挨拶ってこんなに面白いんだー!!と感動しました。映画が見られる上、大好きな俳優さんが目の前にいて同じ時間を共有しているなんて、幸せすぎる。

 

安田顕さん、ナッツ・シトイさんのほか、母親役をやった木野花さん、漫画原作の新井英樹さん、吉田監督も登壇しました。木野花さんもオーラが凄かったです。俳優さんの率直な感想やトークが聞けるのはとても嬉しかったです。

 

蛇足ですが、キャストがステージから去る時、顕さんが客席を見て手を振ってくれたので、思わずキャァァァーとコーフンして手を振ってしまいました(*´д`*)

 

舞台挨拶のルールをよく分かってないので大丈夫か心配でしたが、慣れてる方に聞いたら手を振るくらいなら大丈夫だそうです。良かった・・・。(ジャンボリーみたいにうちわとかonちゃんぬいぐるみとかの持ち込みはNG)

 

このように素敵な顕さんやキャストをみてウキウキした気分になったのですが、この後映画本編をみて、奈落の底に突き落とされる様な大ショックを受けることになります・・・。

 

完成披露試写会(東京)の模様はこちらで↓

moviche.com

 

 

愛しのアイリーン本編感想(ネタバレあり)

 

※素人が好きに書く感想なので不快になる方もいるかもしれません。いちファンの自由な意見として読んで頂けたら嬉しいです。

 

 

原作は未読でしたが、友達やネットから簡単な情報は得ていました。画像でみるかぎり、原作の岩男は安田顕さんとは真逆のイメージ。岩男は大男で不細工、非モテという設定だったからです。女性からもゴリラに似ていると言われるくらいの山男。

 

一方、顕さんは端正な顔に細身。もしゃもしゃ頭にしてわざと見た目を地味にしたのかもしれませんが、どうしても滲み出るハンサムと色気。ゴリラになんて絶対見えない!観る前は安田顕さんが岩男になれるのか?と思っていました。

 

観た後。

 

安田顕さんが、新たな岩男を作っていました。

(゚Д゚;)

 

見た目に限り原作の設定とは異なる部分がありますが、(映画ではフィリピン女性にハンサムと言われまくってます)岩男の不器用さ、純粋さ、優しさ、人間的に未熟ゆえの破壊行動など複雑で多岐に渡る繊細な心理がヒシヒシと伝わりました。

 

ただ正直、このお話を続けて何度も見るのはキツイと思いました。それは何処か…自分の深層にある劣等感や目を逸らしている昏い部分と嫌でも向き合わなければならない様な感覚に陥るからかもしれません。

 

映画の後半は手当たり次第に女とセックスする岩男。ヒロインは金目当てで結婚する強かで幼い無邪気なアイリーン。そして息子を偏執的に愛する母親ツル。セックス依存の同僚アイコに、乱れまくった環境の職場。愛に飢え愛を憎むヤクザ。岩男の見合い相手の女性も岩男に言われるままオナニーするし、ツルも若い時に姑に辛く当たられていた過去がある。皆、何かしら一癖あります(笑)。

 

ただし、岩男は心根は純粋で優しい人間であり、深い愛情を持っていました。だからこそ憧れの同僚アイコへの気持ちを踏みにじられた時、大ショックを受けたのだろうと思います。(プラトーンでおまんごー!!はちょっと笑ったw)

 

その後ヤケになり適当なフィリピーナ・アイリーンを買った岩男ですが、アイリーンにセックスを何度も断られてしまいます。それでも、一生懸命通じ合わせようとしてお互い言葉の練習をしたり、一緒にラーメンを食べるシーンは良かったです。2人がやっと通じた瞬間でのキスシーン、長岡花火のシーンは素敵でした。このまま幸せになって欲しかったです。

 

しかしそれを妨害したのはヤクザと母のツル。ツルはヤクザと手を組み、アイリーンを追い出そうとします。それが物語の歯車を狂わすことに。(ツルの気持ちも分かります。父親の葬儀の時に、異国の娘アイリーンにお子ちゃま全開で来られたら頭くるよね・・・。椅子も壊されるし。)

 

ずっと身体の関係がなかった岩男とアイリーンを繋げるキッカケになったのは、2人の仲を割こうとしたヤクザの殺害。皮肉にも、2人の初めての共同作業は殺害隠蔽でした。恐怖と不安の中、アイリーンにお金を渡し逃がそうとする岩男。この一連のシーンは息をのむほどの痛々しさでした。

 

でもそんな岩男を「守る」と抱きしめるアイリーン。強烈なストレスの中、自分を守ると言ってくれた女性がいたことに、岩男の感情が爆発したのかもしれません。やっと自分を理解してくれる人がいたと。

 

この後、血だらけになりながら2人が激しくセックスするシーンがあるのですが、ここでは初めてキスをした時のような綺麗な交わりじゃなくて、血みどろぐちゃぐちゃ。これも1つの愛の形なのか。純粋だけど未熟で不安定な岩男。愛らしいけどまだ精神的に子供なアイリーン。過ちを犯した後に急速に強まった関係がとても脆く危うく感じました。

 

それから、2人が激しいセックスをしている時に覗き見をしているツルに生理が来るというシーンがあります。ここで感じたのはツルの息子に対する距離感の異常性。息子であり自分の分身であり所有物、と考えているのかまでは想像でしかないですが、岩男への依存の狂い度が半端ない。これも岩男を心から愛してるが故なのでしょう。

 

(岩男は42まで親元で暮らし続け、かといってツルを敬う感じでもない自己中さや幼さがあるアンバランスにハラハラしました。閉鎖された田舎では今もこのような親子関係の歪みは良くある話なのではないかと思います。)

 

その後岩男は、周囲に殺害容疑をかけられたりして精神的に追い詰められるようになり、セックス依存のアイコやフィリピンパブのマリーンと関係を持ちますが、どれも自分の欲望を満たすためだけのセックスでした。

 

それは不安や恐怖、孤独、寂しさから逃げる様に無我夢中で繋がっているさま。それも人間のひとつの姿。普段は目を逸らす様な汚い部分をぐりぐりにえぐって、欲望の剥き出しのさまを見ろ!!と言われてるような気分になりました。

 

あとアイリーンと繋がってる時に吐くシーンがあるのですが、アイリーンが嫌な顔をしていても呆然と自分のことで一杯になっています。ここでも岩男は精神的に未熟で、強い愛情はあるが女性関係に不慣れゆえか一方通行、というところが垣間見えました。

 

愛を与えたいけど、どうしたらいいか分からない。でも気持ちは溢れていくから、木にアイリーンと名前を彫ったのかなと。優しく真直ぐな所をもっているけどうまくいかないもどかしさは見ていて苦しくなりました。

 

一方で、アイリーンに冷たく接する岩男。お金を投げつけて「おまんごだ」と言ったり、家族への仕送りもぞんざいになったり。アイコ達とやったり、アイリーンに冷たい様子を見て、何故こうなった?のかが初めは理解できませんでした。

 

原作を見ていた友人達から聞いたのですが、これはアイリーンを母国に返したい為にわざとやっていたという事らしいです。(わかりにくい!でもこのわかりにくさが、岩男の不器用さを表しているのかな?と後で気付きました。)

 

アイリーンを返そうとするのは、殺害事件に巻き込みたくないという愛情から来る気持ちと、もう投げ出したいというようなごちゃ混ぜの気持ちがあるのかな?と思いました。たしかに物語後半で、マリーンとセックスしながら涙を流して「アイリーンをフィリピンへ返そうと思う」と明かしています。

 

最初映画を見た時は、「え?なぜ??」とひたすら疑問に思ってました。例えば、アイリーンとあんなに愛し合ったのに、複数の女と関係を持つところなど。

 

でも自分なりにこう考えました。

 

「愛しのアイリーン」は不器用な男の物語。だからこうなんだよな、こういうラストなんだよな、と。でも、確かに愛もある。綺麗な心も持っている。でも不器用だから上手くいかない。愛したい気持ちがとても強い人物だったのだと思います。そこが愛おしい。

 

(人それぞれ解釈があると思います。)

 

ツルも凄かったです。未だに思い出します・・・。舞台挨拶での木野さんと全く違う・・。スゴイ・・・(語彙力なくてスゴイしか言えなくてすみません)ツルの岩男に対する愛情も考えさせられ、ツルの場面でも何度も泣きました。岩男にぞんざいに扱われてもご飯つくるし。大切に育てた息子に幸せになってもらいたいと思うあまりアイリーンにあれだけ辛くあたるのはわかる。そして、岩男が死んだあとも・・・ただただ、泣けました。

 

最期は姥捨て山っていう選択が…悲しい。ツルにも幸せになって欲しかったです。あれだけ揉めたアイリーンと雪の中で手を繋ぐ場面は不思議でした。繋いだ手のぬくもりで一瞬でも愛を感じることが出来たのでしょうか。

 

アイリーンは、当初無邪気で幼いというややネガティブな印象でしか見てませんでしたが(顕さんファンで同性的目線だからかも知れません)貧しい祖国にいる母親の愛情を求めて異国に身売りしたり、ツルとバトルを繰り広げながら介抱したりするところは強いと思うし健気だなぁと思いました。

 

そしてアイリーンも岩男を幸せにしたい、守ると思ってた時があった。でも途中で冷たくされて岩男の本当の想いは届かなくなった。お金を投げつけられた時の「ドウシテヤサシクシテクレナイノ?」と叫ぶシーンは切なかったです。存在感のあるヒロインでした。

 

「愛してっどー!」ていう岩男の声はアイリーンに届いていたようなラストでした。アイリーンは、岩男のことをこの時どう思ってたのかな。

 

「愛しのアイリーン」を思い出すと、自然と涙が出てきます。登場人物のどれも自分とかけ離れていると思ってましたが、岩男の孤独感、愛情への飢餓感は共感します。

 

安田顕さんの映画だから何度も観たいのですが、観ると辛くなるので困ります。(苦笑)一度見ただけで強烈なインパクトを受け、何度も何度も強烈なシーンがフラッシュバックして悲しい。悲しくなるから、人を愛したくなる。愛されたいと思ってしまう。

 

映画を見た後、手を繋げる誰かがいる人はいいな、と思いました。そういう相手を見つけられるのは運もしくは奇跡だと思うようになりました。但し、独りであるということにフォーカスして絶望的な気分になるのは違うと思っています。

 

一方、パートナーがいなくても家族や友人、大切にしたい人を思い出す作品だと思います。この映画を、安田顕さんで見れて良かったと思ってます。ありがとうございました。

 

映画を見た後は、試写会参加でお世話になったお友達たちとご飯しながら映画の感想を語り合いました!!皆それぞれ捉え方に違いがあったのが印象的です。テーマが一貫しているわけではないので注目する点にばらつきがあるのも面白いですね。

 

この日は23時近くまで有楽町のご飯屋さんで盛り上がりました。その後、ひとり予約したホテルへ移動。翌日は日本橋を旅行しました。

 

日本橋旅行レポは後日書きますw

 

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